睨み合うタンとヨンド「相続者たち」小説翻訳2巻7章7
どちらの味方にもなれなかったミョンスの叫びーイ・ミンホ主演「相続者たち」
脚本 김은숙
小説 임메아리
翻訳 shiho
「二人ともやめろ!キムタン!チェヨンド! やめないか!! 」
怒り狂った二人の間に入れたのはヒョンシンだけだった。
ようやく生徒たちがタンとヨンドを引き離した。
二人は傷だらけの顔で相変らずお互いを睨みつけていた。
大急ぎで走ってきて生徒たちの中に飛び込んだウンサンとボナは大きな衝撃を受けた顔をしてその二人を眺めた。
「おい、お前血だ!一体どうしたんだよ! 」
ミョンスが大声で叫んだ。
こんなふうに争った2人の友の、どちらの味方にもなれなかった自分を狂おしいほど悔やんだからだ。
「大変よ! 理事長先生よ! 」
イェソルの言葉に生徒たちが振り返った。
廊下の向こうからパク専務とジスクが歩いてきていた。
ヨンドとタンはジスクとパク専務が登場しても依然として、互いを睨みつけたままである。
※動画は小説とセリフ等が異なりますので、参考にご覧ください。
※翻訳には意訳誤訳あります。
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