タンはお前が好きだろ/イ・ミンホ主演「相続者たち」
「お前もキム・タンに心奪われたのか」チャニョンの指摘➖小説翻訳2巻7章10
脚本 김은숙
小説 임메아리
翻訳 shiho
ウンサンは図書館の片隅でソファーに疲れたようにもたれかけていた。
チャニョンが向いのテーブルに座ってウンサンを眺めた。
「あの席に座らせたのは、チェ・ヨンドは私が社会配慮者だと気づいたからだわ」
「そうかもしれないし、そうでないかもしれない」
「どういうこと?」
「今から心配するな。そうなってから考えても遅くないよ。その時には一緒に闘ってやるから怖がらなくてもいいよ」
「喧嘩はもうたくさんよ」
「どうした?キムタンに心を奪われたの?」
「何言ってるの!」
「キムタンはお前が好きだろ」
自分の想いが見透かされたようだ。ウンサンは驚き動きを止めた。
「僕はお前が社会配慮者であることよりキムタンがお前を好きだということが、皆にわかってしまうことの方が心配だよ」
「どうしてその方が心配なの?」
「キムタンが落ちぶれるのを見たいた生徒たちが、この学校にどれほど
多いか知ってるか?」
「……」
「帝国グループの息子にはかなわないけど、頭にきていて仕返ししたいんだ。キムタンがお前のことを好きなのを知ったら、あいつらはお前を攻撃するよ。 チェ・ヨンドはもう始めたみたいだしな」
この重苦しい気持ちを拭い去ることがどうしたら出来るのか。
ウンサンはそっとため息をついた。
※翻訳には意訳誤訳あります。
当ブログ内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。
Copyright © shiho All Rights Reserved