俺に中間はない 相続者たち小説翻訳 イ・ミンホ主演ドラマ
[HD]第2巻7章1 その瞬間は永遠であるかのようだった
脚本 김은숙 小説 임메아리 翻訳 shiho
その瞬間は永遠であるかのようだった。
タンが体を離しウンサンを眺めた。
ウンサンはようやく勇気を出して閉じていた目をあけた。
「出るなと言った電話にまた出てみろ。
こうして口を塞いでやる」
タンの目がまっすぐにウンサンだけを見つめていた。
「電話してきた奴は殺してやる。
俺に中間はない」
心臓が跳ね上がった。
ウンサンは見つめ合っていた視線を素早くそらすと、タンのいるところをよけて走り去った。
落とした携帯電話も忘れたまま。
とにかくここから去りたかった。
ウンサンが屋上からいなくなるとすぐに、タンもこらえていた息を吐いた。
キスに驚いたのはタンも同様であった。
先ほどのことが信じられず,衝撃を受けてぼんやりと立ち尽くしていたら、ウンサンが落としていった電話がまた鳴り出した。
2013年の韓国SBSドラマ「相続者たち」小説本2巻を入手しました。
残念なことに1巻は絶版となっていてあちこち問い合わせてみたのですが、手に入りませんでした。
やっと韓国語で書かれた本が読めそうになってきたので、途中からになりますが少しずつ読み進めていきたいと思います。
さて、届いた2巻は、屋上の口止めキス直後から始まるんです。
テンションが高まりました。
キムタンの名台詞
「俺に中間はない」
中途半端なタイプじゃない、の意味です。
のちのちこのセリフ、また出番がありますよ。
お楽しみに!
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