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~イ・ミンホに会いたくて~韓国俳優イ・ミンホさんを応援しています。彼の作品を日本語に翻訳しながら韓国語を勉強中です。

[結果]新人女子第32回西播高等学校駅伝競走大会

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姫路市網干なぎさ公園から人工島、日本触媒周回コース 一位は龍野、二位須磨友が丘。来年度を占う大会の応援に行ってきました

 

こんにちは。毎日が飛ぶように過ぎ去り、気がつけば二月も残り10日ですね。

私は初めての職場にも少しずつ慣れてきました。覚えることはまだたくさんあり、先輩方のお力をお借りして毎日をなんとか過ごしています。

ただ、時間が無いのが悩みの種です。

生活リズムの激変で好きなことに当てる時間が全く取れずにいて、ストレスが溜まりそうだったのですが、今日は発散してきました。

西播地区の高校が集まり、県下のオープン参加校も加えた駅伝大会の応援に行ってきました。

 

これまでのチームの大黒柱、三年生が抜けた新体制での初レース。

どのチームも先輩方の思いもタスキリレーし、しっかりと走っていました。

走る姿は胸を打ちます。

寒い海風に負けず、素晴らしい走りでした。

 

龍野高校はオープン参加校を含めた総合で優勝を果たしたのは大会史上初めてです。
昨年の県大会・近畿大会を経て成長してきました。

また、連覇のかかっていた姫路商業高校は不参加、惜しくも姫路西高校・網干高校はメンバーが揃わず参考タイムのみの参加となり、春が待たれるところです。

オープン参加一位の須磨友が丘高校Aは例年近畿大会にも出場する強豪校ですので、更に練習を積むことでしょう。

 

選手の皆さん、監督・コーチ・大会スタッフの皆さんと保護者の方々、本当にお疲れ様でした。

また次の試合を楽しみにしています。

 

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新人女子駅伝西播高校大会結果

○全体の順位

1位 龍野高校 1.19.00

2位 須磨友が丘高校A  1.19.12

3位 星稜高校 1.20.31

4位 兵庫高校 1.20.36

5位 神戸高校 1.22.43

6位 川西緑台高校 1.23.14

7位 長田高校 1.23.34

8位 御影高校 1.26.05

9位 琴丘高校 1.26.08

10位 龍野北高校 1.26.38

11位 関学高校 1.26.45

12位 県立西宮高校 1.26.47

13位 姫路東高校 1.27.07

14位 姫路高校・賢明高校合同 1.27.21

15位 姫路飾西高校 1.27.55

16位 赤穂高校 1.29.46

17位 須磨東高校 1.31.20

18位 福崎高校 1.32.02

19位 神戸高塚高校 1.33.58

20位 上郡高校・日ノ本学園合同 1.35.08

赤字西播地区登録校

 

○表彰式では登録校とオープン参加校別に順位がつき、表彰されます。

※登録校・オープン参加校別順位は以下参照

http://sports.geocities.jp/seiban_riku/

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お前の存在自体が禍根だ/イ・ミンホ主演「相続者たち」

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ウォンの言葉が、顔いっぱいの傷よりも拳の傷よりもタンに痛みを与えたー小説翻訳2巻7章12

脚本     김은숙

小説 임메아리
翻訳       shiho

 

ウォンが車から降りるとウンサンがぴょこんとお辞儀をして、あっという間に門の中へと逃げるように飛びこんで行った。

 

「兄さん」
タンはじっと動かず、兄と向かい合って立った。
久しぶりに家で出会った兄の顔はしかし、見慣れないものだった。

 

ウォンは答えず、強く手を振った。

タンはその仕草の意味か分からず、黙って兄の顔を見つめ続けた。
「どけよ。扉の前に立ってるから通路を塞いでいるじゃないか」

 

タンはウォンの言葉を聞いても一歩もよけずにじっと耐えた。

ーよけたら、兄さんは俺を相手にしてくれずに行ってしまいそうだー

 

「このままずっとホテルで過ごすの?」
「お前は何故面倒をかけるんだ。扉を塞いで立って、余計な事を聞いて」
「まだ帰って来る気にはならないの?」
「ではお前がホテルに行くのか?」

タンは、自分の気持ちを分かってくれないウォンに気分がふさいだ。

「兄さん、本当に僕は、兄さんが持っているものを奪う気なんて全くないんだ」


「また説明しなければならないのか?お前の進む先をお前が決めるんじゃない。帝国グループが決断するんだ。お前はただそうするしかない。だから私にとってお前の存在自体があってはならないもので、禍根なんだよ。それが事実だ」

 

ウォンの口から出た自分の存在の意味が身にしみて痛かった。

顔いっぱいについた傷よりも、怪我をした拳よりも。

 

「もう何も言うな。忘れ物を取りに来ただけだ。すぐ帰るから」
ウォンはそう言うと、タンを置いて中に入った。

タンはぽつんとひとりぼっちになって、長らくそこに立ったままだった。

 

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一度でも俺の話を聞いたことがあるのか/イ・ミンホ主演「相続者たち」

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「あなたが言ったのよ」と言われカッとなったタンはウンサンの腕を掴んで引き止め叫んだー小説翻訳2巻7章11

脚本     김은숙

小説 임메아리
翻訳       shiho

 

ウンサンは疲れた様子で家に向かって歩いた。
そして家が近づいた時ふいに足を止めてしまった。

門の前にしょんぼり立っている誰かのシルエットが見えたから。

傷だらけの顔で、腕には包帯まで巻いて、タンがそこに立っていた。

自分のせいでタンがこんなにけがをしたんだとウンサンは複雑な気持ちになった。

 

「どうしてこんなに遅くなったんだ。俺は怪我したのに」
ウンサンは黙ってタンを見た。
「理事長に怒られた。処分を下すって言われたけど、退学はないよな?
最終学歴が中卒になっていい男じゃないんだ、俺は」

その言葉を聞くとウンサンの胸は更に痛んだ。
退学を言い渡されることはない筈という僅かな望みを持ち、わざと何でもないかのように冗談を言っているタンの心の内が分かってしまったからだ。

 

ウンサンがタンに向けた視線を収めた。
「もう行くわ」
「そりゃないよ。どれくらい待っていたと思うんだ」
「止めないで。それにこれからも私を待たないで」
「おいっ! 」
タンは去ろうとしたウンサンの腕をつかんで振り向かせた。
「ちょっとやめてよ。あなたとここで押し問答したくないのよ」


ウンサンがCCTVの方をそっと見た。
「あのCCTVめ、なんだよ ! 」
「あなたが教えたんじゃない」
「俺が教えた事や警告した事に、お前は一つでも耳を傾けたことがあるのか?」
タンがウンサンの腕を握ったままでかっと大声を上げた。

 

その時門の前に車が一台滑りこんできて停まった。ウォンの車だ。
ウンサンがびっくりしてタンから離れた。

 

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タンはお前が好きだろ/イ・ミンホ主演「相続者たち」

「お前もキム・タンに心奪われたのか」チャニョンの指摘➖小説翻訳2巻7章10

脚本     김은숙

小説 임메아리
翻訳       shiho

ウンサンは図書館の片隅でソファーに疲れたようにもたれかけていた。

チャニョンが向いのテーブルに座ってウンサンを眺めた。
「あの席に座らせたのは、チェ・ヨンドは私が社会配慮者だと気づいたからだわ」
「そうかもしれないし、そうでないかもしれない」
「どういうこと?」
「今から心配するな。そうなってから考えても遅くないよ。その時には一緒に闘ってやるから怖がらなくてもいいよ」
「喧嘩はもうたくさんよ」
「どうした?キムタンに心を奪われたの?」
「何言ってるの!」
「キムタンはお前が好きだろ」
自分の想いが見透かされたようだ。ウンサンは驚き動きを止めた。

「僕はお前が社会配慮者であることよりキムタンがお前を好きだということが、皆にわかってしまうことの方が心配だよ」
「どうしてその方が心配なの?」
「キムタンが落ちぶれるのを見たいた生徒たちが、この学校にどれほど
多いか知ってるか?」
「……」
「帝国グループの息子にはかなわないけど、頭にきていて仕返ししたいんだ。キムタンがお前のことを好きなのを知ったら、あいつらはお前を攻撃するよ。 チェ・ヨンドはもう始めたみたいだしな」

この重苦しい気持ちを拭い去ることがどうしたら出来るのか。
ウンサンはそっとため息をついた。

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※翻訳には意訳誤訳あります。

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滅茶苦茶になる覚悟はできている/イ・ミンホ主演「相続者たち」

帝国グループ庶子という切り札 小説翻訳2巻7章9

脚本     김은숙

小説 임메아리
翻訳       shiho

タンとヨンドはコクリと頭を下げると出口へと振り返って、理事長室を後にした。
二人は「これからどうなるんだ」という表情で下がり、呆然と前を見て歩いた。

そうして、ヨンドが先に言葉を切り出した。
視線は依然として前を見たまま。
「怪我はどうなのか、先ず聞かないのか。 やはり実の母ではないから、息子の心配より仕事の心配が先でいらっしゃるんだな?」
「そんな母親でもいらっしゃるからには、とても頼もしいよ」
タンもヨンドを見ることは無かった。

「愛されていないんだな? 帝国グループ庶子(愛人の子)のキム・タン。この切り札を俺がいつ、どんな風に、どれほどインパクトあるように使おうか」
タンが立ち止まった。
「お前がその切り札を使うことは無い」
この言葉に反発してヨンドも足を止めた。
「そのカードを使ってしまったら、お前はもう俺に手出しできなくなるからな」
「果たしてそうだろうか?」
「確認しようじゃないか、使えよ」
「後悔することになると思うんだが…」
「後悔させてみろよ。俺は滅茶苦茶になる覚悟が出来ている」
タンとヨンドが暗い顔のままに対峙した。 タンの頑なな表情に、ヨンドは何故か劣等感を感じた。

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皆さんこんにちは。新しい年が明け、早くも2月の声が聞こえるようになってきました。

いつもご覧いただいてありがとうございます。

 

新年の挨拶で、去年より更新のペースを上げていきたいと申し上げて、努力してきたのですが、明日からはペースを落とすことになりました。

急な依頼により、平日フルで事務所に勤めることになりました。(←昨日決まりました)

娘の高校送迎(約90分)もあり、おそらくブログ更新はのんびりペースに戻ると思いますが、キムタン翻訳は続けていきますし、韓国語の勉強も頑張りますので、良ければ引き続きよろしくお願いします。

とてもとても寒い日が続きそうですので、皆様どうぞお体に気をつけて、ご活躍お祈りしています。

 

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私のキャリアに傷をつけないで/イ・ミンホ主演「相続者たち」

理事長室に呼び出されたキムタンとヨンド 小説翻訳2巻7章8

脚本     김은숙

小説 임메아리
翻訳       shiho

「今回は叱るだけでは済ませません。

CCTVを確認して懲戒委員会にかけます。

必要ならご両親もお呼びします」


両親という言葉にタンの顔色が目立って悪化した。

ヨンドが小さく頭を下げて見せた。
「善処をお願いします」


「遅かったわ。

あなたたちが学校の外で何をして過ごしてもかまわない。

干渉はしません。

だけど学校の中ではそうはいかない。

あなたたちは卒業したらそれでいいでしょうが、私にとって帝国高校は即私のキャリアです。

私の大事な仕事場であるこの学校に、わずかでも傷をつけたら許しません。

理解出来ましたか?」

 

反論できる言葉が一つもなかった。

ぼそっと立っている2人をジスクが容赦無い表情で見つめていた。


「出て行きなさい」

 

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睨み合うタンとヨンド「相続者たち」小説翻訳2巻7章7

 

どちらの味方にもなれなかったミョンスの叫びーイ・ミンホ主演「相続者たち」 

脚本     김은숙
小説 임메아리
翻訳       shiho

 

「二人ともやめろ!キムタン!チェヨンド! やめないか!! 」
怒り狂った二人の間に入れたのはヒョンシンだけだった。

ようやく生徒たちがタンとヨンドを引き離した。

二人は傷だらけの顔で相変らずお互いを睨みつけていた。

大急ぎで走ってきて生徒たちの中に飛び込んだウンサンとボナは大きな衝撃を受けた顔をしてその二人を眺めた。


「おい、お前血だ!一体どうしたんだよ! 」
ミョンスが大声で叫んだ。

こんなふうに争った2人の友の、どちらの味方にもなれなかった自分を狂おしいほど悔やんだからだ。


「大変よ! 理事長先生よ! 」
イェソルの言葉に生徒たちが振り返った。

廊下の向こうからパク専務とジスクが歩いてきていた。

ヨンドとタンはジスクとパク専務が登場しても依然として、互いを睨みつけたままである。


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